思いがけないは「考えたこともない、意外な状況のこと」。
それまで考えたことがないような、意外と感じるような出来事が起きたとき、そういった状況に遭遇したときに使っていきます。
思いもよらないは「想像できない状況のこと」。
事前にそうできないような出来事が起きたとき、そういった状況に遭遇したときに使っていきます。
思いがけないとほぼ同じ意味の言葉と評価できるでしょう。
「思いがけない」の意味
思いがけないとは、考えたこともない、意外な状況のことです。
考えたこともないような、非常に意外と感じるようなシーンで使っていきます。
たいていはそういった出来事などが起きた後に使うので、起きる前に使うということはまずありません。
無意識のうちに使用してしまう可能性が高い言葉なので、それなりに見聞きする可能性があります。
「思いもよらない」の意味
思いもよらないとは、想像できない状況のことです。
事前に想像することができないと言えるような、非常に珍しい出来事などが起きたときに使っていきます。
こちらに関しても、そういった出来事が起きた後に使用していく言葉と言えますから、そこは覚えておきましょう。
日常的にたまに見聞きする点も同じと評価できるでしょう。
「思いがけない」と「思いもよらない」の用法や用例
「日本では今までいくつもの大きな災害が発生してきているが、いずれにおいてもその発生を完全に予測できたケースは少ないだろう。
まさに思いがけない出来事だったわけだ。」
「まさか今日こんなに雨が降るとは思いもよらなかったよ。
どの天気予報でも晴れになると言っていたから、本当にまさかという状況だったと思うんだよね。」
思いがけないと思いもよらないは同じ意味
思いがけないと思いもよらないに関しては、基本的には意味は変わらないと言えるでしょう。
どちらも事前に予測することができない、意外と言える光景などに対して使っていく言葉です。
したがって、両者を区別することは非常に困難であり、同じ意味の言葉として捉えるべきと言えます。
どちらを使っても構わないと評価できるのです。