「バサロ」と「潜水」の違い・意味と使い方・由来や例文

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バサロは「水泳でスタートからしばらく潜水すること。」

「潜水泳法」と言い換えると分かりやすい。

潜水は「水中深く潜ること」。

「潜り」と言い換えると分かりやすい。

バサロはバサラとも言いますが、バサロ・バサラと言う言葉は外国では使いません。

潜水泳法は水泳競技での記録に有利に働くことから、何回も禁止や規制がありました。

「バサロ」は潜水泳法のこと

「バサロ」はアメリカのバサロ選手が始めたものとされています。

背泳ぎでスタート直後から潜水泳法を行い、好記録をマークしたのです。

しかし、潜水泳法にクレームが付き、スタートから余り潜れなくなりました。

他の泳法でも取り入れている選手がいます。

自由形や平泳ぎ・バタフライでも規制があり、現在はすべての泳法で15mに落ち着いています。

「潜水」は潜ること

「潜水」は水面下に体を全部鎮めることです。

素潜りや酸素ボンベ使用のスキューバダイビング、空気を送り込むヘルメット潜水、全身防護潜水服の大気圧潜水、大深度の飽和潜水などがあります。

素潜りは水中深く潜り、急速に浮上すると潜水病の危険があります。

その点、大気圧潜水は潜水病の危険はありません。

潜水艇や潜水艦も大気圧潜水の一種です。

「バサロ」は水平、「潜水」は垂直

「バサロ」泳法は、水面下すれすれに潜行して平行に泳ぎ、水の抵抗を少なくした泳法になります。

「潜水」は水中深く潜ることで、水面に対して垂直に潜ることです。

シュノーケルを使った潜水は深くは潜れませんが、素潜りやスキューバダイビングなどは深く潜ることをします。

潜水艇や潜水艦はかなり水中深くにまで達します。

「バサロ」と「潜水」とは

「バサロ」は背泳ぎから始まった泳法で、スタートした直後水面下に沈み潜水泳法をして、タイムの縮小を狙うものです。

余りに長く潜水することは体に悪影響を及ぼすということと、余りに高記録が出てしまうことなどにより、ルールの見直しが進められ、結果として15mまでは許されることになりました。

「潜水」は水中に潜ることで、スューバなど様々な方法があります。

また、潜水病の危険もあるので注意が必要です。

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