デマは「大災害や大事件が起きた時に流れる捏造情報のこと」。
「捏造」と言い換えると分かりやすい。
フェイクニュースは「ウェブ上の虚偽情報のこと」。
「虚偽」と言い換えると分かりやすい。
デマは現代では起きにくいことです。
真相がすぐに確認出来る社会になっているからです。
しかし、国家ぐるみの隠ぺいがされれば、信じる他はありません。
フェイスニュースはネットですから、拡散と言う厄介な現象でなかなか否定がされないという危険性があります。
「デマ」は原義では宣伝のこと
「デマ」は原義では国家の指導者が国民を一定の方向に誘導するための宣伝のことでした。
プロパガンダと似ていますが、国内向けのもので、対外的ではありません。
転じて、嘘の情報と言う意味で使われます。
例えば、歴史を捏造して、指導者の都合の良いように教育することは壮大なデマと言えます。
国民は真実を知らされないのですから、信じてしまいます。
「フェイクニュース」は嘘
「フェイクニュース」はウェブに流れる嘘のニュースです。
いかにもありそうなことをまことしやかに報じることで、信じてしまう人も多く出てきますから、当事者が否定しなければなりません。
デマや誤情報、ゴシップ、プロパガンダなども含まれます。
「fake」とは「虚偽」のことです。
一度発信されたら拡散されて広まり、あたかも本当の様に扱われることが起きます。
「デマ」も「フェイクニュース」も同じ
どちらも嘘なのですから、基本的には同じと言えます。
現代はネット社会ですから、「デマ」は余りないので「フェイクニュース」が多くなっています。
まともなニュースサイトではないことでも、ツイッターやフェイスブック、ブログなど個人が発信する情報の中に潜んでいるのです。
テレビ番組で、間違った情報が流れれば、すぐに訂正や批判がなされますが、「フェイクニュース」は拡散するので、訂正も儘なりません。
「デマ」と「フェイクニュース」とは
「デマ」は災害や事件に便乗する形で流布される誤った情報のことです。
本当かどうか疑うことが大切で、鵜呑みには出来ません。
「フェイクニュース」は一旦拡散するとなかなか消えないというネット社会の欠点があります。
SNSで拡散されていることは偽物と思った方が無難なのです。
正式なニュース番組で確認は出来ますから、パニックにはなりにくいのです。