「水平思考」と「垂直志向」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

水平思考は「前提に捉われず多様な思考が出来ること」。

「多様思考」と言い換えると分かりやすい。

垂直志向は「ある前提に捉われて思考が単純化すること」。

「単純思考」と言い換えると分かりやすい。

水平思考は、いわゆる発想の転換が出来ることです。

垂直思考は、それが出来ずに狭い範囲でしかものを考えられないことです。

「水平思考」は発想が自由なこと

「水平思考」は、前提に捉われないで自由な発想で物事を考えることです。

「~なのだから、~でなければならない」と言う発想は否定されます。

「~なのだけど、~とは考えられないのか」と言う発想なのです。

例えば「水は常温では液体だ」は常識ですが、その前提に捉われてしまうと「水」だけのことしか考えられません。

水は個体の氷にも気体の水蒸気にもなる物質と言う自由な発想が「水平思考」です。

「垂直思考」は単純思考

「垂直思考」は水平思考の逆のことで、思考が固いことを言います。

余りに前提条件に縛られているために、自由な発想が出来ないのです。

「水」を液体のみの発想にしてしまうことです。

しかし、利点としては深堀が出来ることです、深く応用を考えられるということは、悪いことではありません。

一つの原料を様々な味付けをして商品にするようなものです。

「水平思考」と「垂直思考」の利点は同時発想

「水平」と「垂直」に同時に発想を広げることは難しいことかも知れませんが、多様な発想と言うことからは有っても良いことです。

「垂直思考」に限界を感じているならば「水平思考」をするべきですし、「水平思考」ばかりではなく「垂直思考」も見直すことが必要です。

発想が行き詰まりを見せたなら、「水平思考」をもっと自由に展開してみるのも良いことです。

「水平思考」と「垂直思考」とは

「水平思考」は自由な発想のことで「垂直思考」は深堀の発想のことです。

「水平思考」の手法は「逆に考える、立場を変える、時間を変える、大きさを変える、他とのコラボをする」などがあります。

「垂直思考」は、前提を変えないで考えることですから、その範囲で深く考える利点はあります。

「水平・垂直」ともに利点と欠点があるのです。

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