「環境」と「自然界」の違い・意味と使い方・由来や例文

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環境は「自分を中心とした周囲・社会・自然界のこと」「下界」と言い換えると分かりやすい。

自然界は「人工物以外の、ありのままの世界のこと」。

「環境」と言い換えると分かりやすい。

環境はごく身近なことも言いますし、地球規模でいう場合がある範囲の広い言葉になります。

自然界も環境のことで、同義に使うこともあります。

「環境」は自然のこと

「環境」は周囲のことや自然界のことも言います。

使い方で意味する範囲が決まる言葉です。

「このあたりは大通りの近くなので、余り環境が良くない」「田舎は良い環境だ」「都会は空気が悪く環境が良くない」「環境問題に取り組む」「環境大臣」「環境さえ良ければ勝てたのに」「地球環境の悪化は喫緊の課題だ」などと使います。

「自然界」はありのままの世界

「自然界」は海や山、谷や川、平野や草原、砂漠やジャングルなどを言うのですが、そこに生息する動物や生えている植物も含めた言葉です。

気象条件も加わり、ありのままの世界のことを言います。

大きな意味で人間も動物なので、自然界の一部になります。

ただし、人工物は含みません。

「自然界はなんと多様な世界なのだ」「我々も自然界に生きて居るのだ」などと使います。

「環境」は「自然界」のこと

「環境」を広くとらえれば「地球」になり「自然界」になるのです。

「環境問題」は地球の問題でもあり、「自然界」の問題でもあるのです。

「環境汚染」は人間の周囲に起きることなのですが、汚染は全地球規模に広がっています。

プラスチックのマイクロチップの問題や気温上昇、二酸化炭素の増加など人間は「汚染」や「破壊」をしながら生きて居るのです。

「環境」と「自然界」とは

「環境」は自分から見た周囲のこと、広く考えれば地球規模のことを言います。

「環境問題」「環境悪化」「環境汚染」「環境を変える」「環境を良くする」「環境が悪い」などと使います。

「自然界」は広い意味の「環境」のことです。

「環境」の影響は即「自然界」への影響なのです。

また、「環境問題」を考えることは、いかに「自然界」を破壊しないで保つかと言うことなのです。

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