「うっとり」と「恍惚」の違い・意味と使い方・由来や例文

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うっとりは「特定のものを見て心を奪われる状態のこと」。

美しさなどに対して感動している状況で使う言葉です。

それを見ること以外のことを忘れるような、そんな感覚になるようなシーンで使っていきます。

恍惚は「何らかの物事に対して心を奪われて、見とれてしまう状況のこと」。

こういった意味からすると、うっとりと大差ない状況と言えます。

意味の違いを説明するのは難しいと評価できます。

「うっとり」の意味

うっとりとは、特定のものを見て心を奪われる状態のことです。

心を奪われてしまう、それ以外のものに関して頭に入ってこない、そういった状態を表しています。

うっとりしてしまう状況は、それだけしか考えられないようなケースと言えるため、大分視野が狭くなっていると評価できるでしょう。

多くが経験している状況と言えるはずです。

「恍惚」の意味

恍惚とは、何らかの物事に対して心を奪われて、見とれてしまう状況のことです。

基本的な意味はうっとりと一切変わりません。

したがって、うっとりと区別するのは非常に難しいと言え、同じ意味の言葉と解釈した方がいいと言えるでしょう。

ただ、恍惚の方が言葉としてはやや難しい印象でしょうから、使用頻度は低くなる可能性があります。

「うっとり」と「恍惚」の用法や用例

「あの人は容姿が非常に優れていて、男ならば誰もがうっとりしてしまう、そんな存在だろう。

あの人も最終的には誰かと結婚するんだろうけど、その男は非常に幸せだろうな。」

「俺はフィギュアを集めていて、家の中にコレクションをしているのだが、たまにそれを眺めて恍惚な心境になることがある。

自分が好きなものに関しては、どうしても心を奪われるよな。」

うっとりと恍惚は使用頻度において差がある

うっとりと恍惚に関しては、基本的には意味は同じと評価できます。

したがって、両者は区別していくべき存在ではなく、一緒の意味の言葉と捉えた方がいいでしょう。

しかし、うっとりと比べて、恍惚についてはやや難しい言葉と感じる人が多いでしょうから、使用頻度がどうしても低くなるはずです。

だから、違いがあるとすればそこでしょう。

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