「半期」と「四半期」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

半期は「1年間を半分にした期間のこと」。

「6か月」と言い換えると分かりやすい。

四半期は「1年間を4等分した期間のこと」。

「3か月」と言い換えると分かりやすい。

半期は上期と下期のことで、企業の決算発表の区切りとなる期間です。

四半期も収支報告をする期間となり株式相場に影響を与えるものです。

通常、4~6月を第一四半期と呼んでいます。

「半期」は6か月のこと

「半期」は1年間の半分ですから半年・6か月のことを言います。

企業は中間決算と本決算を行う時期でもあるのです。

中間決算は本決算月から半年経過した時期になります。

前半を上期、後半を下期とも呼びます。

「半期に一度の大売り出しセール」「半期ごとに見直す」「半期の中間決算は赤字だが、通期で見たら黒字であった」などと使います。

「四半期」は3か月のこと

「四半期」は1年間を4等分することですから3か月なのです。

通常、上場企業は四半期ごとに収支報告と言う仮決算をします。

年間4つある四半期を順に第一・第二などとも呼びます。

その企業の株価に微妙に反映されてしまいます。

第一四半期の収支報告が悪いと株価は下落をしてしまいますが、一時的か通期を通してその傾向にあるのかと言うことでも株価は変動します。

「半期」と「四半期」は似た言葉

「半期」は分かっても「四半期」は馴れていないとピンときません。

どう違うのか分かりづらい言葉なのです。

同じような言葉で「半世紀」と「四半世紀」がありますが、「半世紀」は50年であり「四半世紀」は25年のことになります。

「四半世紀を経た今日」とは何年を経たことかと一瞬迷います。

「四半期」「四半世紀」は間違い易い言葉と言えます。

「半期」と「四半期」とは

「半期」は6か月のことで、上場企業は中間決算をしなければなりません。

「四半期」は3か月のことで、収支報告・仮決算をしなければなりません。

株式相場でのその会社の決算成績は株価にすぐ影響が出てしまいます。

一年に一回の本決算を待たずに、短期間の収支を知るために設定された期間なのです。

「第一四半期」「第二四半期」「第三四半期」「第四四半期」と言い、また、「上期」「下期」とも言います。

最新の記事はこちらから