「落としどころ」と「妥協点」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

落としどころは「お互いが納められる一致点のこと。」

「一致」と言い換えると分かりやすい。

妥協点は「お互いが譲歩して一致する点のこと」。

「譲歩」と言い換えると分かりやすい。

決めるべきことがお互いの思惑や立場の違いで平行線になっている場合、双方が譲るべきところを見出して、歩み寄ることが落としどころや妥協点を探ることなのです。

「落としどころ」は妥協点

「落としどころ」は平行線のままだと不都合となる場合、お互いに歩み寄り、譲歩することを出し合い妥協点を探ることです。

議論や話し合いの中で、お互い「落としどころ」はどの辺にあるのか、考えているのです。

なるべく有利にと思うのは人情ですが、妥協は大幅譲歩が前提です。

互いに身を切ることをしなければ妥協など出来ません。

「妥協点」は譲歩

「妥協点」はお互いの大幅譲歩の中から見出すことが出来ます。

不利になることも、お互い譲歩して目をつぶりお互い妥当と思われる「落としどころ」を探らなければなりません。

一方的な主張だけでは出来るものではないのです。

どちらが正論なのかにもよりますが、根拠の曖昧なことを元にする主張は受け入れられないのは当たり前のことです。

「落としどころ」と「妥協点」は同じこと

「落としどころ」と言うものは「妥協点」は他なりません。

「妥協」とは「譲歩」のことですから、一方的なことは出来ないのです。

しかし、根拠のない主張を受け入れる譲歩はあり得ません。

その場合は、いつまでも平行線のままになりますが、それでも止むを得ないとします。

変な妥協は間違いの元だからです。

現在の日韓の問題も同様と言えます。

「落としどころ」と「妥協点」とは

「落としどころ」は議論や話し合いの中で譲歩し合い、妥協点を見出すことです。

「落としどころ」をどのあたりにするのか、探りながら話し合いは進みます。

いくら立場や変え方が異なっていても、正論の話し合いであれば、必ず「落としどころ」は見いだせるのです。

「妥協点」も同じことが言えます。

しかし、一方が正論でないと、いつまでも平行線をたどることになりますが、変に妥協するよりはそれでも良いとします。

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