「はぐらかす」と「詭弁を弄する」の違い・意味と使い方・由来や例文

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はぐらかすは「論点をずらそうとして、自分への追及などを逸らそうと画策すること」。

自分が何らかの問題で非難されているときに、いかにしてその非難をやめさせるかに対する策の1つです。

詭弁を弄するは「間違っていることに関して、特殊な理屈を使って正当性を主張しようとすること」。

傍から見れば非常にせこいやり方に見える手段です。

ただ、これも自身への非難を逸らそうとする策として行われます。

「はぐらかす」の意味

はぐらかすとは、論点をずらそうとして、自分への追及などを逸らそうと画策することです。

自分に対する都合の悪い追及をなんとか逸らそうとする際に使われる手法と言えます。

基本的にはそういった行為をしている本人ではなく、周りの人間などが使う言葉です。

はぐらかすことをするべきじゃないといった批判の意図を込めて使っていきます。

「詭弁を弄する」の意味

詭弁を弄するとは、間違っていることに関して、特殊な理屈を使って正当性を主張しようとすることです。

一般的ではない理屈などを使い、なんとか自分の言動に正当性を持たせようとする行為に対して使っていく言葉です。

これも本人ではなく、周りの人間が使うことが多いです。

詭弁を弄するべきではないといった批判をしていくのです。

「はぐらかす」と「詭弁を弄する」の用法や用例

「あいつは自分への非難をなんとかはぐらかそうとしている。

そのために、論点をずらそうとしている。

それが見え見えだが、あいつは自分の非を絶対に認めないだろうな。」

「詭弁を弄する奴がいると、本当に話し合いが一向に進展しない。

しかし、そういった指摘をしても相手は聞く耳を持たない。

一体どうすればいいのだろうか。」

はぐらかすと詭弁を弄するは意図は同じ

はぐらかすと詭弁を弄するに関しては、そういった行為をする意図は同じです。

自分への非難をなんとかやめさせるために行うのです。

ただ、議論をしている相手がこれらの言葉を使った場合、相手としては当然納得がいかないケースがあり、その場合には当然反論をされる可能性も考えられ、逆にこういった言葉を使った側が窮地に陥るケースも存在しているため、注意しましょう。

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