「職工」と「職人」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

職工は「工場労働者のこと。」

「オペレーター」と言い換えると分かりやすい。

職人は「その道に長けた技術者のこと」。

「技術者」と言い換えると分かりやすい。

職工は工場で機械の操作などを行う人のことで、職人はあることに秀でた技術者のことです。

職工の中にも職人肌の人はいるかもしれませんが、職人は手先を使い物作りに長けた人と言う意味になるのです。

「職工」はオペレーター

「職工」は作業着のイメージがある人です。

職人と同義に使うこともありますが、工場労働者と言えば分かり易いのです。

工場には機械類がたくさんあり、それを操作する人や土木業で肉体労働をする人を思い浮かべます。

中には手作業の仕事も含まれますから、その場合は限りなく職人に近い人になります。

最近はあまり使わない言葉になっています。

「職人」は手仕事の物づくり人

「職人」は手工業に携わる人たちのことを言う場合が多いのです。

また、建設業にも多く、大工・左官・とび・塗装・タイルなどがいます。

木工品の職人も箪笥・家具・飾りなど。

「~職人」という言葉は数多く、何か手仕事の専門分野の人はそのように呼ばれているようです。

一般の人でも優れた技術を持っていると「職人技だ」「職人芸だ」と言われます。

町工場の「職工さん」は「職人」

小規模の工場で黙々と作業をする人は「職工」というより「職人」なのです。

規模がある程度大きければ、オペレーターや多能工などと呼ばれますが、個人経営などは「職人」が適当な言い方に思えます。

機械も一種類で、それに秀でているという点でも「職人」なのです。

そのような人は自分のやり方にこだわりますから「職人気質」「職人肌」などと言われます。

「職工」と「職人」とは

「職工」は工場労働者のことです。

複数の機械に従事し、代替が利くことから多能工として存在することも多いのです。

手作業労働者や個人事業などの人は職人の可能性があります。

「職人」は手作業労働で、一分野に秀でている人を言います。

「~職人」という言い方を普通します。

「大工職人」「庭職人」「ガラス職人」「寿司職人」などというのです。

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