「亀裂」と「断裂」の違い・意味と使い方・由来や例文

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亀裂は「ものの表面にひびが入っている状態のこと」。

強い衝撃などが加わると、そのひびがより大きくなったり、そこから割れたりすることがあります。

断裂は「つながっていたものが断ち切れること」。

こちらは完全に切れてしまう状況を指しています。

したがって、亀裂とは明らかに状況が違うと評価できると言えるでしょう。

「亀裂」の意味

亀裂とは、ものの表面にひびが入っている状態のことです。

ひびが入ってしまったことにより、やや脆くなっている状態を示してします。

何らかの強い衝撃を与えれば、割れる可能性もあるでしょう。

したがって、亀裂というのは割れている状態ではないものの、割れる可能性は十分にあると言えるのです。

だから、危険な状況にあると評価できます。

「断裂」の意味

断裂とは、つながっていたものが断ち切れることです。

一般的には人体に対して使われることが多いです。

どこがの部位が断ち切れてしまうケースが発生したときに、実際に断裂という言葉を使用していくのです。

怪我をしたときには、人体の一部が断裂しているというケースは実際にあるでしょう。

スポーツの世界ではよく見聞きする表現です。

「亀裂」と「断裂」の用法や用例

「この器は知らない間に亀裂が入っていたんだな。

まだ使えそうではあるけど、いつかは割れて使えなくなる可能性がある。

気を付けないといけないだろうな。」

「あの投手は肘のじん帯の断裂から見事に復活したな。

時間はかかったけど、怪我をする前と同じような投球を続けており、完全に以前の状態に戻った感じがして嬉しいよ。」

亀裂と断裂は明らかに違いがある

亀裂はひびが入っている状況であり、一応まだ割れてはいません。

しかし、断裂はすでに割れている、断ち切られている状況なので、見た目で明らかに違いが存在していると言えるでしょう。

亀裂に関しては、その後の状況次第で断裂と同じような見た目になる可能性がありますし、断裂の前段階とも評価できる状態となっているのです。

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