「鄙びた」と「閑散とした」の違い・意味と使い方・由来や例文

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鄙びたは「人気があまり感じられず、田舎っぽい雰囲気が漂っていること」。

都会とは真逆の雰囲気が感じられるような場所にて使われる言葉です。

田舎という雰囲気に近いでしょう。

閑散としたは「ひっそりとしていて、静まり返っている状態のこと」。

人が誰もいないかのような雰囲気で、かなり静かな状況において使う言葉です。

人気があまり感じられない点は鄙びたと同じです。

「鄙びた」の意味

鄙びたとは、人気があまり感じられず、田舎っぽい雰囲気が漂っていることです。

人があまりいない、多くないような地域で、都会のように発展している雰囲気もないと言える地域に対して使っていきます。

したがって、鄙びた場所というのは、人があまり住んでおらず、これから地域全体として発展が期待されづらいところという評価ができます。

「閑散とした」の意味

閑散としたとは、ひっそりとしていて、静まり返っている状態のことです。

ひっそりとしている、静かであるという部分から、こちらもあまり人がいない状況を指しています。

したがって、雰囲気としては鄙びたにかなり近いと言えるでしょう。

ただ、閑散とした地域は、住宅街などに当てはまるケースもあるため、人がそれなりにいる場合も考えられます。

「鄙びた」と「閑散とした」の用法や用例

「こういった鄙びた地域に来ると、都会との格差を大いに感じるな。

人があまりいないし、お店なども滅多に見られない。

普通の暮らしをするのも大変そうに思えてくるよ。」

「この辺は閑散としているが、家はそれなりにあるな。

ただ、外を出歩いている人があまりいないから、人気を大いに感じるような状況ではないと言えるだろう。」

鄙びたと閑散としたは雰囲気としては似ている

鄙びたと閑散としたに関しては、雰囲気としては割と似ている状況です。

人があまりいない場所で、発展した状況ではないケースで使っていきます。

ただ、閑散としたについては住宅街のような感じで、静かではあるものの人がまあまあいるケース、出歩いている人は少ないケースでも使うことがあるため、そういった部分は注意点として知っておきましょう。

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