不義理は「義理を欠くこと、礼儀知らずの状況であること」。
一般的にはこういった意味で使われます。
人としてやるべき行為をやっていないといった意味で使用されることが多いです。
恩知らずは「恩を受けても知らん顔であること、報いる気が全く感じられないこと」。
こちらも人としてやるべきことをやっていないという意味で使われやすい言葉なので、不義理に意味は近いです。
「不義理」の意味
不義理とは、義理を欠くこと、礼儀知らずの状況であることです。
義理を欠くという言い方は何とも微妙ですけど、礼儀知らずという方は割と理解しやすいかもしれません。
常識に沿った行動ではないとか、やるべきことをやっていないなどの意味で使われることが多いです。
ただ、実際に不義理という言い方をするケースはあまり多くありませんが。
「恩知らず」の意味
恩知らずとは、恩を受けても知らん顔であること、報いる気が全く感じられないことです。
恩を受けても知らん顔であり、特に報いることもしない、そういった態度が見られたときに批判するような意図で使われる言葉です。
恩知らずに当たるケースというのは現実でも割とあるはずなので、たまに使用するシーンはあると言えるでしょう。
「不義理」と「恩知らず」の用法や用例
「不義理な人は世の中では割といる。
そういう人がいると、マイナスの感情を抱く人が増えてしまう状況となるだろうが、そのような存在がいなくなることはまず考えられない。」
「恩を受けておいて、平然でいられるとはどんな神経をしているのだろうか。
恩知らずな人間というのは、やはり常人とは意識が違うのだろうか。
そんな思いに駆られることがしばしばある。」
不義理と恩知らずはやるべきことをやらない状況
不義理と恩知らずはどちらも本来ならやるべきとされている行為をやっていない、そんな光景に対して使われず。
別の言い方をすれば、非常識という言い方をされる可能性もあるでしょう。
実際に使用するシーンはそこまで多くないものの、こういった言葉を投げかけられる存在は少なからずいると思われるので、そこは頭に入れておいてほしいです。