「自尊心」と「自負心」の違い・意味と使い方・由来や例文

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自尊心は「自分が優れていると感じる自己評価のこと」。

自身で自分のことをどう思うか?どのくらい評価できるのか?に関して表現する言葉です。

他人などとのかかわりの中で、自尊心が傷つけられる可能性もあります。

自負心は「自分の才能などに関して誇りに思える気持ちのこと」。

自分が優れている人間であると思える気持ちなので、自尊心にかなり近いです。

自負心に関しても、自信を失うなどの理由によって傷つけられる可能性があります。

「自尊心」の意味

自尊心とは、自分が優れていると感じる自己評価のことです。

自分のことを評価する際にその評価が非常に高い状況、自分に自信を持てる状況を自尊心と言います。

しかし、自尊心はある日突然崩れることがあります。

自分は無能なのかもしれないと思うような出来事があれば、それによって自尊心が傷つけられるという状況に陥るのです。

「自負心」の意味

自負心とは、自分の才能などに関して誇りに思える気持ちのことです。

自分の才能を高く評価している、誇りに思っているという状況なので、自尊心にかなり近い意味の言葉と言えるでしょう。

しかし、自負心に関してはそこまで知名度が高くないので、自尊心と比較するとそんなに使用するシーンはないでしょうし、見聞きする機会もないです。

「自尊心」と「自負心」の用法や用例

「俺より仕事ができる奴が現れたせいで、俺の自尊心はガタガタになってきた。

俺はこの会社で仕事ができる人間として今まで振る舞ってきたし、そういう評価を実際得てきたわけだから。」

「俺は中学までは学年で1番勉強ができたけど、高校で進学校に入学すると周りのレベルが一気に上がって、俺が1番じゃなくなってしまったんだ。

一気に自負心が傷つけられた気分だね。」

自尊心と自負心は基本的な意味は同じ

自尊心と自負心については、基本的には意味は変わりません。

したがって、同じような場面で使うことになるでしょう。

でも、実際は自負心という言葉は日常的にはあまり使われません。

自尊心は聞くことがあるでしょうけど、自負心については滅多に聞かないと思われるので、知名度がかなり低いという点はあらかじめ理解しておきましょう。

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