「負傷」と「怪我」の違い・意味と使い方・由来や例文

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負傷は「身体に傷を負うこと」。

何らかの傷を負っている状況を負傷と表現していきます。

傷を負っている状況が重要であり、ここはポイントと言えるはずです。

怪我は「痛みなどを伴う身体の異常な状態のこと」。

必ずしも傷を負う必要はないものの、負傷と同様の状況を指しています。

見た目で言えば傷を負っていなくても、何らかの痛みがあれば怪我と表現できます。

「負傷」の意味

負傷とは、身体に傷を負うことです。

身体に見た目にも分かるような傷があるようなケースで使っていく言葉であり、身体的なダメージを負っているシーンで使っていきます。

ただ、ダメージを受けていても、見た目でそれが分かりづらいようなときにはあまり使わないです。

傷が確認できることが重要なので、そこがポイントと言えます。

「怪我」の意味

怪我とは、痛みなどを伴う身体の異常な状態のことです。

病気などでもこういったケースに該当しますが、病気に対しては怪我という表現は使われません。

あくまでも健康上は問題ないと言えるようなシーンで、痛みを伴う何らかの異常が確認されるときに使われるのです。

傷の有無は重要ではなく、むしろ見た目では傷が見えないケースでよく使います。

「負傷」と「怪我」の用法や用例

「小学生の頃は運動をしているときによく負傷をしたよ。

グラウンドで転んで足をすりむいたり、そんな思い出がよく蘇るわ。

あの頃は本当に無邪気で恐いもの知らずだったのかもしれないね。」

「骨折という怪我は実は本人が気づいていない間に起きていることがある。

たいていは痛みがあるから気付くものだが、痛みが小さいときには分からないことも多いんだ。

見た目じゃ傷もないからね。」

負傷と怪我の違いは傷の有無

負傷と怪我という言葉は同じような状況に対して使っていくので、区別が難しいと感じることも多々あるでしょう。

しかし、これらは基本的には傷の有無が重要と言えます。

負傷は傷が必須であり、傷が確認できないケースでは使うことはありません。

しかし、怪我については傷がなくても使うことができるので、そこは知っておくと良いのです。

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