「熱烈」と「熱狂」の違い・意味と使い方・由来や例文

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熱烈は「特定のものに対して激しく熱中している状況のこと」。

何かに夢中になっている、熱を上げていると言えるようなシーンで使っていく言葉です。

熱狂は「特定のものに対して狂わんばかりに夢中になっている状況のこと」。

熱を上げているという意味では熱烈と同じですけど、狂いそうなくらいに夢中になっているという点が特徴です。

「熱烈」の意味

熱烈とは、特定のものに対して激しく熱中している状況のことです。

熱を上げていると言える光景に対して使っていくので、相当思い入れがあるようなケースが必要です。

多くの人は熱烈に応援している、夢中になっている何かがあるでしょうし、熱烈という言葉はほとんどの人たちに関係があると言えるはずです。

十分に馴染みを感じやすいと言えます。

「熱狂」の意味

熱狂とは、特定のものに対して狂わんばかりに夢中になっている状況のことです。

しかし、夢中になっている程度が著しく、狂っているほどと評価できるケースなので、かなり入れ込んでいる状況と評価できます。

したがって、熱狂と言えるまでに夢中になっている光景はそこまで頻繁には存在せず、それなりに珍しい状況になると言えます。

「熱烈」と「熱狂」の用法や用例

「世の中にはどんなもの、人に対しても熱烈なファンがいる場合がある。

こういう状況を観察すると、世の中は広いものだなと実感できるんだよね。」

「このサッカーチームのサポーターは非常に熱狂的な人たちが多いな。

だから、彼らは激しく一喜一憂をするんだ。

そこまで夢中になれるものがあるという事実は、羨ましいと思えてくるよ。」

熱烈と熱狂は程度の問題

熱烈と熱狂は同じような意味の言葉と言えますけど、程度に違いがあります。

熱烈と熱狂は、ともにあるものに対して熱中している、夢中になっているという意味ですが、熱狂の方がその程度は強いです。

熱狂の場合には狂っていると見えるほどに夢中になっている状況に対して使っていくわけですから、実際に使うことができるシーンは限られますが。

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