「東アジア」と「西アジア」と「南アジア」と「東南アジア」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

東アジアは「モンゴル・中国・台湾・朝鮮・日本のこと」。

「極東」と言い換えると分かりやすい。

西アジアは「アフガニスタンからエジプトの一部までこと」。

「中東」と言い換えると分かりやすい。

南アジアは「インド亜大陸と周辺国のこと」。

「インド」と言い換えると分かりやすい。

東南アジアは「インドより東、中国より南のアジア地域のこと」。

「インドシナ半島」と言い換えると分かりやすい。

「東アジア」は極東

「東アジア」は欧米諸国から見ると東の果てに位置する諸国のことを指します。

いわゆる極東地域のことです。

中国・モンゴル・台湾・朝鮮半島・日本などの国が含まれます。

黄河文明発祥の地であり、大変に古い歴史を持つ国々が多いことも特徴です。

米作が盛んな地域でもあります。

ゴビ砂漠やヒマラヤ山脈・東シナ海・日本海などがあります。

「西アジア」は中東

「西アジア」は中東地域のことです。

アラビア半島諸国・イラク・トルコ・中央アジア諸国・エジプトの一部まで含んだ国家を含む地域のことで、中東と同義に使われることもあります。

区分け法で旧ソ連の諸国を含めることがあります。

アジア諸国とヨーロッパ諸国とはトルコのイスタンブール近くのボスポラス海峡が境になります。

「南アジア」はインド

「南アジア」はインドとインド周辺国のことです。

インド・パキスタン・イラン・バングラデシュ・モルディブ・スリランカ・ネパール・ブータン・アフガニスタンのことです。

人口が多いことも特徴で、インド・パキスタン・バングラデシュは特に多いと言われます。

イギリスの影響が強かった地域でもあり、公用語は英語の国が多いのです。

「東南アジア」は11か国

「東南アジア」はインドシナ半島・マレー半島・インドネシア諸国・フィリッピン他で構成される地域のことです。

中国やインドの影響を強く受けた歴史があり、列強の植民地政策や日本の影響も大きかった地域です。

現在は1967年に5か国で設立されたアセアン(ASEAN・東南アジア諸国連合)を中心に拡大した協力体制が作られています。

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