「青田買い」と「青田売り」の違い・意味と使い方・由来や例文

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青田買いは「主に卒業前の学生を採用するために内定を出すこと」。

本来は稲が青いうちからその畑の米を買取るという意味の言葉ですが、現代では就活で使われるケースが非常に多いです。

青田売りは「建物の工事が完了する前に、住宅の販売を行う状況のこと」。

青田売りに関しては、一般的には不動産の場面で使用することが多いでしょう。

「青田買い」の意味

青田買いとは、主に卒業前の学生を採用するために内定を出すことです。

基本的にはこの意味で使用されていますが、元々は違った意味を持っていました。

ただ、現代では基本的には就活で使用されることがほとんどと言えるでしょう。

日本の就活では学校を卒業する以前の段階ですでに内定を出し、特定の会社で働くことが決まっているケースは珍しくありませんが。

「青田売り」の意味

青田売りとは、建物の工事が完了する前に、住宅の販売を行う状況のことです。

建物の工事がまだ終わっていないのに、その住宅を販売し、契約をするような状況を指しています。

青田買いは就活の場面がメジャーですけど、青田売りは不動産の場面がメジャーとなっているので、そこは大きな違いと言えるでしょう。

区別するポイントになります。

「青田買い」と「青田売り」の用法や用例

「就活では青田買いが頻繁に行われる。

やはり企業としては、優秀な学生をいち早く獲得したいという強い思いがあるのだろう。

その結果、学生は在学中から就活をしないといけないんだ。」

「不動産の世界では青田売りという行為が行われている。

これは浩二が完了する以前の段階で、住宅の売買契約を済ましてしまうというものなんだ。」

青田買いと青田売りは使用する場面が全く違う

青田買いと青田売りに関しては、言葉はかなり似ていると言えますけど、使用する場面に大きな違いがあります。

青田買いは主に就活で、青田売りは主に不動産に関連するシーンで使っていきます。

したがって、両者はそういった部分で明らかな違いが存在しているため、注意しないといけません。

ただ、区別するポイントはちゃんとあるので、覚えておきましょう。

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