ガバガバは「しまりがない状況のこと」。
物理的に隙間があるようなケースでも使いますけど、抜け道が存在するような、問題点が存在するという意味でも使われます。
ゆるゆるは「動作などがゆったりしていること、余裕がある状況のこと」。
同じく物理的な隙間があるケースでも使いますけど、急ぐ必要がない、動作がゆったりしているケースでも使います。
「ガバガバ」の意味
ガバガバとは、しまりがない状況のことです。
一般的には物理的な隙間があり、そこを通り抜けられるものが多くあるといった意味で使われますが、それとは別に法律やルールなどに抜け道が存在し、問題であるという意味でも使われます。
したがって、実際に使用できる場面は想像以上に多くあるので、馴染みを感じやすい言葉と言えます。
「ユルユル」の意味
ゆるゆるとは、動作などがゆったりしていること、余裕がある状況のことです。
急ぐ必要がないので、動作が遅いという意味もあれば、物理的な隙間がある、つまり余裕があるという意味でも使われます。
だから、ガバガバと同じような意味を持っているものの、それとは違う意味も持っているので、そこは知っておく必要があるでしょう。
「ガバガバ」と「ゆるゆる」の用法や用例
「社会問題になって、ようやくこの法律の問題点に政治家たちも気付き始めたようだね。
抜け道が大きすぎて、ほとんど規制になっていないわけだからな。
まさにガバガバな状況だったわけだ。」
「新しく買ったズボンなんだが、どうもゆるゆるなんだよな。
サイズ選びを間違えたかな。
今度からはもっと気を付けないといけないだろうな。」
ガバガバとゆるゆるは同じ意味を持っている
ガバガバとゆるゆるに関しては、どちらも物理的なスペースがあるという意味を持っています。
しかし、それぞれは異なった意味も持っているのです。
ガバガバは法律やルールの抜け道に対して使うことがあり、ゆるゆるは急ぐ必要がないときに動作がゆったりとしているという意味で使います。
したがって、違いを見分けることは容易なのです。