早急は「非常に急なこと」。
すぐに、迅速にという意味になりますが、非常に素早く特定の行動を起こすべきと言えるようなシーンで使っていくことが多いです。
かなりメジャーな言葉です。
火急は「火が燃え広がるスピードに近いくらいに急なこと」。
意味は早急に近いですが、火急に関してはどうしてもマイナーな言葉と評価できます。
「早急」の意味
早急とは、非常に急なことです。
ほとんど時間をかけないで、何かをすべきと言えるようなシーンで使っていくことが多いです。
早急という言葉についてはかなりメジャーであるため、日常生活ではたびたび見聞きするでしょう。
無意識のうちに使っていたり、気が付いたら他人が使っていたりする場面がかなり多く存在すると言えます。
「火急」の意味
火急とは、火が燃え広がるスピードに近いくらいに急なことです。
要するに非常に急であるということで、根本的な意味は早急と大して変わりません。
したがって、早急と同じような場面で使用することが可能です。
しかし、火急に関しては一般的にはメジャーとは言い難く、早急と比べると使う人は多くないので、そこは違いになると言えます。
「早急」と「火急」の用法や用例
「今回のトラブルは早急に対処しないといけない。
すぐに対処しないと、うちの会社の信用問題にかかわるから。
少しでも評判を落とさないようにしないとな。」
「今回の転勤に関してはまさに火急に決まった状況だったな。
そんな話が存在していたなんて、俺は全く気付かなかったよ。
だから、当初は戸惑いしかなかったと言えるだろう。」
早急と火急は意味はほぼ同じ
早急と火急に関しては意味はあまり変わりません。
どちらも急であるという意味を持った言葉となっているのです。
ただ、ニュアンスとしては火急の方がより急という言い方はできるかもしれませんが。
意味は大して変わらないものの、早急と火急は知名度に大きな違いがあります。
早急は多くの人たちが使うものの、火急はそもそも言葉を知らない人もいると思われるので、使用頻度で差がある状況です。