「埋蔵」と「貯蔵」の違い・意味と使い方・由来や例文

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埋蔵は「埋めたうえで隠すこと」。

たいていは金銭的なものを見つからないように、地中に埋めることを指します。

使用される場面は限定されやすいです。

貯蔵は「モノを蓄えておくこと」。

何らかのときに備えて、特定のものを蓄えておく、貯めておくという意味の言葉です。

たいていは食料に関して使われることが多いので、こちらも使用シーンは限定されます。

「埋蔵」の意味

埋蔵とは、埋めたうえで隠すことです。

特定のものを地中に埋めて、見つからないようにする状況を指していますが、埋蔵という言葉が使われるシーンは金銭的なものが絡む場面に限られると言えます。

したがって、実際に埋められる、隠されるものについてはお金がほとんどということです。

埋蔵金という言葉はかなり有名な状況ですし。

「貯蔵」の意味

貯蔵とは、モノを蓄えておくことです。

特定のシーンを想定して、何らかのものをあらかじめ貯めておくようなケースで使います。

貯蔵に関しては、たいていは食料に対して使うことが多いので、そんなに頻繁に使用される言葉ではありません。

それに食べ物に困る可能性があるシーンで使う傾向にあるため、現代においては使用頻度は決して高くないのです。

「埋蔵」と「貯蔵」の用法や用例

「現代では過去の人たちが埋めたとびっきりのお金を探す人たちがいる。

埋蔵金探しに人生を懸けている人はたまにいるが、そんなものが本当にあるのだろうか。」

「現代では食べ物に困る光景というのはなかなか想像できないが、かつてはそういう状況がありえたんだろう。

だから、もしものときのために食料を貯蔵することが当たり前に行われていた。」

埋蔵と貯蔵の意味は違いを認識しやすい

埋蔵と貯蔵に関しては、言葉はやや似ているように見えるかもしれません。

しかし、実際は意味が明らかに異なっています。

埋蔵はお金などを対象にして、地中に埋めて隠すことです。

貯蔵は食料などを対象にして、蓄えておく、貯めておくという意味です。

対象になるものや目的が異なっているので、そこで見分けることが可能と言えます。

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