「渡航」と「渡来」の違い・意味と使い方・由来や例文

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渡航は「海外に向かうこと」。

海外に渡るという意味で使われることが多いです。

母国にいる状況から、別の国に向かうときに使用することが多いと言えます。

渡来は「海外からやってくること」。

海外から人がやってくることを意味していますが、主に外国人がやってくるようなシーンで使うことが多いです。

海外から母国に帰ってくるシーンではあまり使いません。

「渡航」の意味

渡航とは、海外に向かうことです。

海外に渡るという意味であり、母国で暮らしていた人が海外に行くシーンで使います。

したがって、母国を離れるという意味になるのです。

海外旅行や海外に出張などをするときには、この渡航という言葉はよく使われます。

したがって、実際に渡航を経験している人は世の中に多くいるでしょう。

「渡来」の意味

渡来とは、海外からやってくることです。

人々が海外から自分たちの国にやってくる状況を示しているのです。

しかし、母国に帰ってくるようなシーンではあまり使われず、外国人が自分たちの国にやってくるようなシーンで使うことが多いです。

渡来についても、海外旅行や出張など、渡航と同じような理由であるケースが多いと言えるでしょう。

「渡航」と「渡来」の用法や用例

「今度旅行で外国に渡航しようと思うんだけど、やっぱり詳しく知らない国での生活はちょっと不安があるな。

慣れ親しんでいる国での生活が1番かもしれないね。」

「日本は毎年非常に多くの外国人が渡来してくる。

その理由は様々だが、特に東京は多くの外国人がいる光景が不思議ではない状況になってきていると評価できるだろう。」

渡航と渡来は真逆の状況

渡航は海外に渡ることで、渡来は海外からやってくる状況を指しています。

したがって、両者の言葉は完全に真逆の状況を示しています。

つまり、渡航と渡来は全く別のシーンで使っていく言葉と言えるでしょう。

海外に用事などがあるときには渡航は普通に使いますし、日常の光景として渡来も使用できるはずなので、それぞれは覚えておくと良いです。

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