「自覚」と「自認」の違い・意味と使い方・由来や例文

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自覚は「自分自身について気付くこと」。

自分に関するものであれば、どんなものでも対象にすることができます。

自覚は無意識のうちに起きる点が特徴的です。

自認は「自分自身について認めること」。

自分に関係する何かを認めるという意味の言葉になります。

認めるに関しては意識して行うことになりますから、そこは自覚との違いと言えるでしょう。

「自覚」の意味

自覚とは、自分自身について気付くことです。

自分に関する事柄に気付くという意味で使う言葉ですけど、自覚に関しては基本的に意識して行うものではなく、無意識に行っている状況です。

無意識のうちにある自分に関する事実などに関して知ってしまう、気付いてしまうというケースで使っていくのです。

そこが特徴的と言えるでしょう。

「自認」の意味

自認とは、自分自身について認めることです。

自分に関するある事柄に関して、自分で認めるというケースで使っていく言葉ですが、認めるという行為は無意識のうちに行うことはできません。

自分で認めるという意思を示すことで初めて認めたことになるため、意識して行う必要があり、そこが自覚との大きな違いになると言えるのです。

「自覚」と「自認」の用法や用例

「今までは適当に高校生活を送ってきたが、このままだと留年をするのではないかという危機感がわいてきて、真面目に勉強を頑張らないといけないという自覚が最近生まれてきたんだ。」

「今回のミスは私の指示がそもそもの原因であるという事実を自認せざるを得ない状況だ。

自分に問題があったことに関して認めるのは容易ではなかったが。」

自覚と自認は意識があるかどうかの違い

自覚と自認については、似たような意味の言葉とは言えるものの、全く同じではない状況です。

基本的に自覚は意識せずに、勝手に頭の中で行われる行為ですが、自認については意識して行うものであるため、そこに大きな違いがある状況です。

したがって、区別するためのポイントはきちんとあるので、そこは知っておかないといけません。

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