「空気」と「大気」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

空気は「地表に最も近い層にあり身の回りにある呼吸に必要な気体のこと。」

「酸素」と言い換えると分かりやすい。

大気は「地球を保護している空気の層のこと」。

「保護層」と言い換えると分かりやすい。

空気は約窒素80%・酸素20%で出来た気体の層です。

地表に最も近いところにあります。

大気は地表10kmしかありませんが、太陽光から地球を守っている大切な気体の層です。

「空気」は窒素と酸素から出来ています。

「空気」は「大気」の一番地表に近い層にある気体で、窒素78.08%・酸素20.95%・アルゴン0.93%・二酸化炭素0.03%・他水蒸気の組成です。

酸素と二酸化炭素は動植物の呼吸に必須の気体です。

例えば、動物は肺で酸素を二酸化炭素にすること、植物は葉で二酸化炭素を酸素にするというガス交換をしています。

「大気」は厚みがあり重さもあります。

「大気」の厚さは約10km あり、重さは大気圧になります。

標準大気圧は1気圧と言い、海面で1013.25ヘクトパスカルとされます。

標高が高いと大気圧は減り、例えば富士山頂では0.7気圧、エベレスト山頂では0.3気圧しかありません。

また。

低気圧・高気圧などの気象の影響も受けるのです。

「大気」は地表から見て対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の4層からなります。

成層圏にはオゾン層があり、その上に電離層があります。

「空気」は「大気」の最下層

「大気」の最下層は「対流圏」と言います。

その中に地表の影響を大きく受ける「境界層」と言う1kmの層があり、そこに「空気」があり生き物がいるのです。

我々は地球の表面のわずか1kmの層に生きていることになります。

地球の大きさは直径が12,700kmありますからいかに薄い層に生きているのかこれで分かります。

「空気」と「大気」

「空気」は「大気」の最下層にある対流圏の中の境界層と言う地表に最も近い層に存在する気体で窒素8・酸素2の割合になっています。

生物が存在出来る不可欠の気体で酸素は動物にとり呼吸により二酸化炭素とのガス交換をするための気体であり、二酸化炭素は空気中に微量にあるもので、植物が酸素にガス交換するための大事な気体になります。

「大気」は4層からなり、地球を守る大切なものになります。

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