猛烈は「勢いや程度が激しいこと」。
何らかの行動をするにあたって、その状況に激しさを感じられた際に使っていく言葉です。
勢いについて形容するシーンでは割と使うことが多いと言えます。
猛然は「攻撃などの勢いが激しいこと」。
程度が激しいという意味では猛烈に近い言葉と言えますけど、攻撃をする際に特に使っていく言葉である点が特徴と言えます。
使用シーンが限定されるということです。
「猛烈」の意味
猛烈とは、勢いや程度が激しいことです。
何らかの勢いが激しいと感じるときに使う言葉ですが、かなり多くのシーンで使用することが可能でしょう。
例えば、スポーツの世界では猛烈という表現はよく耳にします。
特定の選手やチームが追い上げたりするシーンで特に顕著と言えるので、スポーツ好きの人は馴染みを感じやすいはずです。
「猛然」の意味
猛然とは、攻撃などの勢いが激しいことです。
基本的には攻撃のシーンで使っていくことになるため、そこは覚えておきましょう。
ただ、攻撃ということで、猛然についてもスポーツの場面では見聞きしやすいと言えるはずです。
しかし、猛烈とかなり似た意味の言葉であるので、どっちを使うべきか迷うケースが少なからずあるでしょう。
「猛烈」と「猛然」の用法や用例
「前半で多くの失点をしてしまったものの、後半だけでかなりの点数を取り返し、猛烈な追い上げを見せている。
この勢いならば、うちのチームは勝てるんじゃないか。」
「相手チームの攻撃はとにかく猛然といった感じだな。
小細工などを使わず、とにかくヒッティングの連続だ。
バントなどを使ってきそうな雰囲気は全くないと言える。」
猛烈と猛然は同じような意味の言葉
猛烈と猛然は言葉自体が似ている感じがすると思われますが、意味も結構似ています。
どちらも勢いが激しいという意味があるので、同じようなシーンで使うことができます。
ただ、猛然は特に攻撃の勢いが激しいシーンで使うため、それだけ使用できるシーンが限定されます。
そこは特徴的と言えるため、頭に入れておくと良いでしょう。