「プラチナ」と「プラチナ合金」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

プラチナは「原子番号78の金属のこと。」

「白金」と言い換えると分かりやすい。

プラチナ合金は「プラチナに他の金属を混ぜて固くした合金のこと」。

「装飾用プラチナ」と言い換えると分かりやすい。

金と同様プラチナも柔らかいために、10%の他の金属を入れ合金にして装飾品を作ります。

ブラチナの語源はスペイン語にあります。

「プラチナ」は希少金属

「プラチナ」は希少金属の代表的なものです。
日本名を「白金」と言い、金より産出量は少ないものです。

因みに「白金=ホワイトゴールド」ではありません。

ホワイトゴールドは金の合金になります。

用途は自動車の排気ガス触媒に多用され、点火プラグにも使われています。

他には特殊温度計・磁性体・通貨・抗がん剤・静電気防止・腕時計などにも使われています。

「プラチナ合金」は装飾用

「プラチナ合金」はプラチナに10%のパラジウム・ルテリウム・イリジウムなどの金属を混ぜて作られたものです。
一般的にはパラジウム合金が多いのですが、硬さを求めるならばそれにルテリウムや銅を混ぜます。

また、チェーンは硬さが求められますから、プラチナ85%に15%のパラジウム配合の合金を使います。

これらは装飾品に使われます。

「プラチナ」は金属元素の性質を生かした使い方をし、「プラチナ合金」は装飾品に使われます。

「プラチナ」はその科学的に非常に安定していること、酸化されにくいこと、耐久性があることなどと言う性質から触媒や点火プラグ・特殊温度計・抗がん剤・国際キログラム原器など広い分野で使われています。

装飾用の「プラチナ合金」はプラチナ・10%パラジウム合金が一般的でチェーン用にはパラジウムの配合を15%にしたものが使われます。

「プラチナ」と「プラチナ合金」

「プラチナ」は金属元素のひとつで非常に希少で貴重な金属です。

科学的に非常に安定しているためにその特性を生かした用途に使われています。

「プラチナ合金」は装飾品とし使いますが、柔らかいためにそのまま使えずパラジウムなどの金属を10%ほど入れて硬度を出し加工します。

それは金の加工と同じようなことです。

「プラチナ」は世界でも限られた国しか取れません。

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