「追加」と「付加」の違い・意味と使い方・由来や例文

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追加は「後でさらに加えていくこと」。

時間をおいて、何かしらのものを後で加えるようなシーンで使います。

加える作業が後になる点がポイントです。

付加は「元となるものに別のものを加えること」。

単純に加えるという点が重要であるため、時間的な条件はありません。

基本的にはその場で加えることになるので、そこが特徴です。

「追加」の意味

追加とは、後でさらに加えていくことです。

時間をおいたうえで、何かしらのものを加えるという意味の言葉になります。

この追加に関しては、いろいろなシーンで使用されることになるでしょう。

ただ、追加に関してはそれ自体が前もって予定されていた場合だけではなく、突発的にそういったことを行わざるを得ない状況になるケースも存在しています。

「付加」の意味

付加とは、元となるものに別のものを加えることです。

単純に何かを加えることを指しているので、かなりアバウトな意味の言葉です。

時間的な制約はないですけど、基本的には元となるものが存在している今すぐの段階で加えるような、そんな場面で使っていきます。

付加の方が条件は緩いものの、そこまで頻繁に使用するとは言い難い面があります。

「追加」と「付加」の用法や用例

「当初は10人分のラーメンの出前の注文が入ったのだが、その後追加でさらに10人分の出前の注文がきたため、厨房は大忙しだったよ。

できるだけ早く作らないといけなかったからね。」

「今回の見事な働きぶりは非常に評価できるものだった。

今後の会社での君の地位に関して、重要な要素を付加するものだったと言えるだろう。」

追加と付加では使用頻度に違いがある

追加は後から何かを加えることです。

付加はとにかく何かを加える状況を指しています。

それぞれ意味が異なっているので、そういった部分を区別をしていくことが可能でしょう。

ただ、追加と付加では、追加の方が多くの場面で使用することになるはずです。

付加に関しては日常生活の中で使用する場面がほとんど浮かばないはずですから。

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