「加勢」と「援護」の違い・意味と使い方・由来や例文

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加勢は「助けること、自分も一緒に戦うこと」。

特定の人たちを助ける目的で、自分たちも一緒になって戦うような場面で使われやすい言葉です。

援護は「助け守ること」。

助けるという意味に関しては加勢と同じですが、それに加えて守るという意味も存在しているので、そこは援護ならではの部分と言え、特徴的な点になるでしょう。

「加勢」の意味

加勢とは、助けること、自分も一緒に戦うことです。

基本的にはすでに戦っている人たちの中に自分たちも入り、一緒に戦うような状況で使うのです。

だから、そういった状況が発生しているシーンでのみ使う言葉と言えます。

実際は戦いと言えるような状況以外でも使えますが、そういったシーンが顕著という点は覚えておきましょう。

「援護」の意味

援護とは、助け守ることです。

助けながら守るという点は特徴的な言葉と言えるでしょう。

助ける必要があるため、その点においては加勢と同じような意味合いと評価できるはずです。

ただ、守るということから、攻撃を仕掛けるわけではないので、そこは加勢との違いになると言えます。

一応区別するポイントはあるということです。

「加勢」と「援護」の用法や用例

「この前発生した喧嘩は最初は小規模なものだったみたいだが、徐々にいろいろな人たちがお互いに加勢していった結果、かなり大規模なものとなり、周囲のお店などを巻き込んでいったみたいね。」

「戦争をしていると、その当事者の国以外の国が援護に来ることがある。

そういった状況になると、戦況は一気にがらりと変わることになるだろう。」

加勢と援護は目的が微妙に違う

加勢と援護に関しては、どちらも特定の人たちの中に戦力として加わることを意味しています。

しかし、加勢は主に攻撃、援護は主に守備を意味するため、そういった部分で違いがあるのです。

だから、特定の人たちの力になるという意味では共通しているものの、使うことができる場面は明らかに異なっているので、そこに注意と言えます。

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