黒幕は「陰で特定の人物らを操っている人のこと」。
悪の組織の親玉のような存在であり、ボスとも表現できる人物になります。
首謀者は「悪事の中心となっている人のこと」。
実行者が別にいて、その実行者とは異なる悪事を企てた人という意味になるのです。
したがって、この首謀者が最も悪い存在とも言えますし、そういう意味で覚えておきましょう。
「黒幕」の意味
黒幕とは、陰で特定の人物らを操っている人のことです。
表舞台に出てくることはほとんどなく、あくまでも裏からいろいろな人物を操って、目的を成し遂げようとする人を指しているのです。
したがって、悪事の中心になっているような存在と評価できます。
黒幕に関しては正体を現すことがほとんどないため、その正体に気付けない状況が多いです。
「首謀者」の意味
首謀者とは、悪事の中心となっている人のことです。
特定の悪事を働く実行者がいるわけですが、その実行者はあくまでも首謀者の指示に従っているケースがあり、その親玉的存在を首謀者と言うのです。
したがって、首謀者に関しては黒幕とそこまで意味は変わりません。
首謀者に関しても、その存在に気付くことができないケースがあります。
「黒幕」と「首謀者」の用法や用例
「このアニメは最終的に黒幕が判明するはずだが、それが誰なのかいまだに分からない。
候補は絞れているのだが、最終回まで分からないというパターンもありそうだな。」
「今回の事件の首謀者はやはり実行犯とは別にいたか。
なんとなくそんな気がしていたけど、予想通りだった。
規模が大きな計画犯罪というのは、たいていこういうケースが多いんだよ。」
黒幕と首謀者はほぼ同じ意味
黒幕と首謀者に関してはほぼ同じ意味です。
どちらも特定の悪事の中心となっている人物、企てた人物という言い方が可能となっています。
だから、意味は微妙に違いますが、大雑把に言うとほぼ同じと言えるでしょう。
この2つの言葉は明確に区別をすることが難しいので、現実でちゃんと使い分けている人はほぼいないと思われます。