「駆け引き」と「作戦」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

駆け引きは「相手の態度に呼応した有利な出方のこと。」

「取引」と言い換えると分かりやすい。

作戦は「有利になるように計画すること」。

「方策」と言い換えると分かりやすい。

駆け引きは主に男女の間のやり取りで使われることが多いようです。

作戦は自分に有利になるような方策を考えることです。

どちらも自分に有利になるようにすることになります。

「駆け引き」は押すか引くかと言うこと
「駆け引き」は語源としては「戦場で兵を進めるか退くかと言うこと」です。

転じて、自分の一方的な言動ではなく、相手のことを考えた自分の接し方という意味になったものです。

何とか自分に有利になるように考えた出方と言えます。

例えば「彼女との恋の駆け引きに負けた」「駆け引きが下手だ」「駆け引き上手」などと使います。

「作戦」は勝つための方策を練ること
「作戦」は勝負に勝つこと、物事を有利にすることなどのために方策を考えることです。

例えば「こんな作戦で勝てるのか」「作戦が良く勢いがあれば多分勝てる」「作戦会議を開こう」「作戦負けだった」「作戦はうまくいかなかったようだ」「とにかく作戦を立てることが先決だ」「彼女を攻略する作戦を立てよう」などと使います。

「駆け引き」は「作戦」
「駆け引き」は「押してダメなら引いてみな」と言うことですから、まさに「作戦」と言えます。

特に男女間のことは一方的言動を押し付けても、うまくいかないものですから駆け引きが必要になるのです。

つまり、相手のことを良く考えた作戦を立てること、実行してうまくいかなかったら別の作戦を考えることが「駆け引き」となるのです。

「駆け引き」と「作戦」

「駆け引き」は一方的なことではなく、相手が有ってのことと認識して、自分に有利になるような作戦を考えて対処することです。

「作戦」は勝つため、有利になるための方策を考えることです。

「駆け引き」も「作戦」も同じようなことになりますが、「駆け引き」はうまくいかなければ、すぐに変えることが肝心なことが異なります。

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