「時代」と「年代」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

時代は「歴史的文化的に区切られた期間のこと。」

「江戸時代」と言い換えると分かりやすい。

年代は「10年と言う単位で区切られた期間のこと」。

「昭和50年代」と言い換えると分かりやすい。

時代は特徴ある文化や出来事・世情などで一区切り出来るときに使われる言葉です。

年代は特定の期間のことや時代と同義にも使われる言葉です。

「時代」はある程度の長期間のこと

「時代」は文化・出来事・その当時の世の中の様子など特徴がある期間をまとめて~時代と呼びます。

期間としてはかなり長期間のことを言います。

例えば「縄文時代・平安時代・江戸時代・明治時代・昭和時代」などと使いますが、現在を令和時代とはあまり呼びません。

ある程度の時が経過しませんと「~時代」とは呼びません。

「年代」は纏まった期間のこと
「年代」は現在生きている人々が思い起こせる期間のことになります。

かなり経過した時代の特定の期間は「~年間」という言い方をします。

「慶応年間」など。

「年代」が使えそうな時代はせいぜい昭和時代位かも知れません」。

「昭和50年代の歌謡曲」「1980年代のポツプス」などと使います。

「年代もの」だと古い骨董的価値がある意味になります。

「時代」は大昔、「年代」は昔のこと
「時代」は大昔のイメージがあります。

例えば「石器時代・鉄器時代・古墳時代・弥生時代・縄文時代」などは相当古い感じです。

「江戸時代・明治時代・大正時代・昭和時代」までは時代と呼んで違和感はありません。

「平成時代・令和時代」とは、今は言いません。

「年代」もせいぜい「明治時代」以降のことに使うとおかしくはありません。

「平成」の頃も「年代」は使えそうです。

大体10年単位が多いようです。

「時代」と「年代」

「時代」は大昔の有史以来のことを文化・出来事・世相などの特徴をまとめて一区切りの期間を「時代」と呼びます。

有史以来、昭和に至るまでを「時代」と呼んでも良いようです。

「時代を感じる」「一時代が過ぎた」「時代掛かっている」などと使います。

「年代」は「明治時代以降、平成までの期間について10年単位であらわした言葉になります。

「昭和50年代の懐メロは懐かしい」「1980年代のレコードをたくさん持っていた」などと使います。

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