「速報」と「急報」の違い・意味と使い方・由来や例文

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速報は「ある出来事が起きた直後にそれを伝える知らせのこと」。

特定の出来事が発生してから間もない段階で知らせるため、非常にスピーディーな知らせという評価ができます。

急報は「急いで知らせること」。

特定の内容に関して急いで誰かに知らせるという意味があります。

急いで知らせるだけなので、出来事などが起きてからそこそこ時間が経っている可能性はあります。

「速報」の意味

速報とは、ある出来事が起きた直後にそれを伝える知らせのことです。

出来事の発生から間もない段階で多くの人たちに知らせるので、その出来事自体を知らない状態で多くの人たちはその知らせを目にすることになるでしょう。

つまり、速報に関しては、多くの人たちにとって非常に新鮮味を感じやすい内容の知らせと言えるわけです。

「急報」の意味

急報とは、急いで知らせることです。

何かしらの内容をすぐにでも伝えないといけないときに使う言葉です。

急いで知らせないといけない思いはあるものの、実際に出来事などが起きてからすぐに知らせることができるとは限りません。

気持ち的にすぐに知らせるべきという部分を表しているため、時間がかかってしまうケースもあるのです。

「速報」と「急報」の用法や用例」

「さっきニュース速報で出ていたけど、大きな地震があったみたいだ。

この辺はほとんど揺れを感じなかったが、別の地域ではかなり揺れたんだろうね。」

「これは急報として早くみんなの知らせてあげないといけないな。

まさかうちの高校の野球部が甲子園に出場するなんて。

これを知ったら、みんなかなり驚くのではないだろうか。」

速報と急報は微妙に意味が違う

速報と急報に関しては、同じような意味に見えるかもしれません。

しかし、実際は微妙に異なっているのです。

速報は出来事の発生からすぐに伝えることを意味していますが、急報は急いで知らせようとする姿勢を表す言葉なので、結果的にすぐに知らせることができるかは分かりません。

そこに違いが存在していると言えるわけです。

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