「勢揃い」と「揃い踏み」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

勢揃いは「特定の集団に属する人たちが一気に集まること」。

ある程度の人数と言える集団の構成員が揃って集まっている状況において使う言葉です。

揃い踏みは「優れた人やモノが全て揃うこと」。

基本的には優れた人やモノが集まるという意味で使われますけど、それとは別に相撲の土俵入りの際に使用されるケースがあるので、そこに関しても覚えておくと良いでしょう。

「勢揃い」の意味

勢揃いとは、特定の集団に属する人たちが一気に集まることです。

基本的に集団の構成員がほぼ全員集まっているような状況で使う言葉となっています。

ただ、そういった光景自体が珍しくない場合にはあえて使いません。

珍しいと言える状況において、勢揃いという言葉を使っていくことになります。

したがって、実際に使用するシーンはある程度限られると言えるでしょう。

「揃い踏み」の意味

揃い踏みとは、優れた人やモノが全て揃うことです。

優れた人やモノであれば何でも使うことができるので、対象となるものは非常に多いと言えるでしょう。

そして、相撲では幕内の力士が全て土俵に並ぶシーンがありますが、これに関しても揃い踏みと表現します。

したがって、そういう意味に関しても同時に頭に入れておくと良いです。

「勢揃い」と「揃い踏み」の用法や用例

「入社式に出てきたけど、うちの会社の本当に偉い人たちが勢揃いしていた感じで、かなり迫力を感じたね。

こうやって優秀な人物が揃っている光景なんてなかなか見られるものじゃないからね。」

「中入り後には幕内の力士が揃って土俵に上がってくる。

この揃い踏みのシーンは、相撲における醍醐味の1つだと思うんだよね。

精鋭が一気に集合したって感じで。」

勢揃いも揃い踏みも多くが集まること

勢揃いと揃い踏みは細かい部分で意味はちょっと違いますけど、どちらも多くが一気に集まった状態と言えます。

そして、なかなか見られないちょっと貴重なシーンであることが多いのです。

したがって、使用されるシーンはそれだけ限られると言えます。

勢揃いや揃い踏みと言える状況に関しては、普段の生活の中でそれなりにありそうです。

最新の記事はこちらから