六曜は「暦の大安・仏滅などのこと」。
「吉日・凶日」と言い換えると分かりやすい。
七曜は「暦の日曜日・月曜日などのこと」。
「平日・休日」と言うと分かりやすい。
暦には七曜は必ずありますが、六曜を記載しているものはあまり多くないようです。
日めくり式の暦には必ず記載されますが、その他のカレンダーはまちまちです。
「六曜」は吉・凶が分かります。
「六曜」は陰陽道から来ているものです。
その日の運勢を占うもので吉なのか凶なのかにこだわる人は必要なのかも知れません。
「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の六つになります。
月の最初の火が何にあたるのかは決められています。
上記の順番に繰り返し、月末が何の六曜で終わっても、月初めは決められた六曜になります。
「七曜」は日曜日など生活に密着したもの
「七曜」は平安時代に空海によりもたらされたもので、「日・月・火・水・木・金・土」の七つの曜日のことを言います。
普通は日曜日がお休みの日、土曜日は午後がお休みとなりますが、例外はありさまざまな業態によりまちまちに決められます。
「六曜」と同じく曜日ごとに意味があるものですが、現代ではあまりこだわりません。
「六曜」と「七曜」は混同することまずない。
「六曜」と「七曜」は名前が似ていますが、「七曜」が当たり前のようになっているのに対し「六曜」はこだわる人とそうでもない人がいて絶対に必要なものとは言えません。
「七曜」に従って暦は作られるのに対し、「六曜」は日玉の添え書き程度の扱いです。
似たものに「甲・乙・丙」などの十干が「六曜」のそばに併記されることもあります。
「六曜」「七曜」
「六曜」は陰陽道から来たもので、その日が吉実なのか凶日なのが時間帯はどうなのか、日により意味があるとされるものです。
大安は結婚式に良く、仏滅は避けるなどの風習があります。
「七曜」は日常生活に完全に溶け込んだ考えで、曜日のことを言います。
日曜日は原則としてお休みということは社会的に浸透していますが、例外も多くあるものです。