「平凡」と「平々凡々」の違い・意味と使い方・由来や例文

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平凡は「並みの人間のこと、特に優れた部分がないこと」。

いわゆる普通の人間を指しており、いい意味でも悪い意味でも普通を表す際に使う言葉と言えます。

平々凡々は「並みの人間のこと、特に優れた部分がないこと」。

基本的な意味は平凡と特に変わりません。

したがって、意味はほぼ一緒と言えるはずです。

ただ、普通という部分を平凡よりもさらに強調したいときに平々凡々という言い方をしていくのです。

「平凡」の意味

平凡とは、並みの人間のこと、特に優れた部分がないことです。

どこにでもいそうな普通の人間という意味で使われるので、いい意味でも悪い意味でも使える言葉です。

どちらかと言えば、悪い意味で使用されるケースの方が多いと思われますが。

平凡に関しては、いろいろなシーンで見聞きする可能性があるため、多くの人たちにとって馴染みがある言葉でしょう。

「平々凡々」の意味

平々凡々とは、並みの人間のこと、特に優れた部分がないことです。

意味は平凡と全く変わらないと言えるでしょう。

したがって、平凡との差はほぼありません。

しかし、平々凡々は平凡よりも、普通であるという点を強調する際に使います。

実際、言われた側としても平凡よりは平々凡々の方が印象に残るでしょうから、そういう部分で違いがあるのです。

「平凡」と「平々凡々」の用法や用例

「私は平凡な人間だ。

学歴も世間では並みの感じで、年収も平均とほぼ変わらない。

いろいろな部分において普通という状況に感じられるんだよね。」

「あいつは本当に平々凡々な奴だな。

人並みにいろいろなことをこなすけど、人並み以上の力は全くない。

本当に奇跡と言えるくらいにあらゆる部分が普通なんだよな。

本当に珍しい存在だと思うんだ。」

平凡と平々凡々は全く同じ意味

平凡と平々凡々に関しては意味は特に変わりません。

したがって、同じ意味として理解していいでしょう。

しかし、普通であることをより強調したいときには平々凡々という言い方をしていきます。

どっちを使うかの判断は非常に主観的なので、その人によって、その都度どちらを使うかが決まるでしょう。

どっちを使っても基本的には問題ないのですが。

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