「癖」と「習慣」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

癖は「無意識のうちに身に付いてしまったその人ならではの何度も繰り返す行動などのこと」。

特定の行動などを頻繁に無意識のうちにとってしまう状況を癖と表現します。

習慣は「特定の行動を意図的に何度もとっていた結果、それが完全に定着した状況のこと」。

特定のシーンでは特定の行動をとるなどのケースが完全に定着した際に使います。

「癖」の意味

癖とは、無意識のうちに身に付いてしまったその人ならではの何度も繰り返す行動のことです。

何度も特定の行動を繰り返しているときに使う言葉なのですが、無意識のうちということで、本人はその癖がついている状況に気付かない場合もあります。

したがって、癖というのは無意識という点が大きなポイントになると言えるでしょう。

「習慣」の意味

習慣とは、特定の行動を何度もとっていった結果、それが完全に定着した状況のことです。

習慣になるためには、特定の行動を何度もとる必要がありますけど、その特定の行動自体は意図的に行っています。

癖の場合には何度も繰り返す行動自体は無意識ですが、習慣の場合には意図してやっているので、そこは大きな違いと言えるでしょう。

「癖」と「習慣」の用法や用例

「私は昔から爪を噛む癖がある。

友人に指摘されて初めて気付いたのだが、いつからそんな癖がついたのだろうか。

そこが非常に気になってくるんだよね。」

「以前は別のタイミングでやっていたのだが、気が付いたら風呂の中で歯磨きをするようになっていた。

完全に習慣になってしまっているんだよね。

これからも続けると思うけど。」

癖と習慣は状況としてもは同じようなもの

癖と習慣については、違いは微妙なところです。

見た目で言えば同じような状況であり、他人からすると区別をすることは難しいです。

ただ、癖は意図しない行為がきっかけになっていますが、習慣は意図した行為がきっかけになっているので、本人は自分の状況が癖なのか、慣習なのか判断できる場合もありますが。

でも、結局は細かい違いを見出すのは難しいということです。

最新の記事はこちらから