「筋肉」と「腱」と「靭帯」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

筋肉は「骨と骨を繋ぎ伸び縮みが出来るもののこと」。

「随意筋」と言い換えると分かりやすい。

腱は「筋肉と骨を繋ぎ伸び縮みが出来ないもののこと」。

「アキレス腱」と言い換えると分かりやすい。

靭帯は「骨と骨を繋ぎ、伸び縮み出来ないもののこと」。

「ヒザ靭帯」と言い換えると分かりやすい。

靭帯や腱のおかげで、筋肉や骨は動かすことが出来るのです。

「筋肉」は体の主要部分
「筋肉」は体を構成するもので大事な主要要素の一つです。

骨と骨を繋ぐもので基本的に柔らかく意のままに動かすことができます。

それを随意筋と言い、意のままにならないものを不随意筋といいます。

別の分類では骨を繋ぐ「骨格筋」、内臓を作っている「内臓筋」、内蔵筋にも舌などの横紋筋、横隔膜などの不随意筋、平滑筋・心筋などがあります。

「腱」とは筋肉と骨を繋ぐもの
「腱」は筋肉の延長で骨に密着している部分を指します。

筋肉に付いているのですが、非常に硬く自らは動かすことは出来ません。

色は白くコラーゲンで出来ています。

靭帯で最大の腱はふくらはぎとかかとの骨を繋ぐ「アキレス腱」になります。

この腱は非常に丈夫なのですが、非常に強い力が掛かると切れることがあるため、例えとして弱点のことを「アキレス腱」と言います。

「靭帯」は腱より強いもの
「靭帯」は骨同士を繋いでいるため、かなり強いものになります。

腱と同じようにコラーゲンで出来た白くて細長い組織です。

代表的なものでは膝にある前十字靭帯後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯の他、体中の関節に存在します。

例えば、肩・胸・肘・股関節・足など全身に20か所もあり、可動域を制限しているのです。

人間の体

人間の体は「筋肉」と骨、それらを繋ぐ「腱」や「靭帯」などで全体構造が造られています。

それらを包むように皮下組織があり、内部には内臓を始め神経組織や血管組織・リンパなどがあり全体を組織しているのです。

人間が動く動物である以上行動は最も重要な要素で、そのために「筋肉」「腱」「靭帯」が活躍しているのです。

最新の記事はこちらから