「荒野」と「野原」の違い・意味と使い方・由来や例文

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荒野は「荒れ果てた平地のこと」。

基本的に何もない、広々とした場所のことを荒野と言いますが、全体的に荒れている雰囲気が漂っている点が重要です。

野原は「草などが生えた平地のこと」。

見た目で言えば荒野と大差はないものの、草原のような雰囲気を感じさせるところと言えます。

草の有無という点は大きな違いとなるでしょう。

「荒野」の意味

荒野とは、荒れ果てた平地のことです。

全体的に荒れており整備されていないような雰囲気を感じる場所です。

そして、ある程度の広さがあるようなときに実際に荒野という言葉を使っていくのです。

人が住むようなエリアにおいて、荒野と言えるような場所は滅多にないでしょう。

特に日本においてはかなり少ないと言えるはずです。

「野原」の意味

野原とは、草などが生えた平地のことです。

草原のような雰囲気を感じさせながらも、これといって整備されていない場所に対して使います。

荒野に似ている面もありますが、野原に関しては草などが生えている状況が必要なので、そこに違いがあります。

荒野と比べると、野原は人が住む場所の中に見かける可能性は高いと言えます。

「荒野」と「野原」の用法や用例

「荒野を旅する状況を思い浮かべると、すごい憧れを抱いてしまうな。

こういった場所を訪れることなんてまずないだろうから。

いつかそういうところに行ってみたいと思うんだよね。」

「野原にいるとなんだか気分が晴れていくんだよな。

やっぱり草などが生えているからかな。

自然を感じられる場所というのは、現実を忘れさせる力を持っているのかもしれない。」

荒野と野原は似たようなイメージの場所

荒野と野原に関しては、イメージ的にはかなり似ている場所です。

どちらも整備されていない空間という印象を抱きやすいところですから。

ただ、荒野については荒れ果てていて何もない状況なのに対して、野原は草が生えているところなので、多少なりとも違いはあります。

したがって、そういった部分で区別をしていくと良いと言えます。

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