「値下げ」と「値引き」の違い・意味と使い方・由来や例文

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値下げは「商品を販売している段階で価格を下げること」。

商品が売れないなどの理由で価格を下げるときに値下げという言葉を使うのです。

値引きは「商品が売れた後に価格を下げること」。

売れた商品に関して、何らかの問題が見つかった場合に価格を下げる、つまり代金を一部返還するという対応をすることがあります。

これを値引きと呼んでいます。

「値下げ」の意味

値下げとは、商品を販売している段階で価格を下げることです。

店頭で売られているときに価格を下げることがありますけど、これを値下げと言います。

値下げを行う理由としては、セールなどが代表的ですが、やはりこのままだと売れないという状況が最たるものでしょう。

値下げに関してはいろいろな状況で見られるものであり、かなり日常的な光景です。

「値引き」の意味

値引きとは、商品を売った後に価格を下げることです。

特定の商品を売った後に商品自体に何らかの問題が起きた際に、価格を下げるという対応をする場合があります。

つまり、消費者が支払った金額を一部返還する対応をとるのです。

これが値引きであり、値引きは商品を売った後にしかできないという点が特徴的と言えるでしょう。

「値下げ」と「値引き」の用法や用例

「あの商品は恐らくいずれ値引きされると思う。

だから、それまで待ってから買おうと思うんだよね。

もちろん、値引きされる前に売れてしまう可能性もあるわけだが。」

「購入品品に欠陥が見つかったから、値引きの対応をしてもらうことにした。

些細な問題だったから交換や返品するほどではなかったし。

これで満足だったんだよね。」

値下げと値引きは価格を下げるタイミングに違いがある

値下げと値引きに関しては両方とも価格を下げることですけど、そのタイミングが違います。

値下げは商品を販売している段階で下げる状況であり、多くが見慣れている光景です。

しかし、値引きに関しては商品を売った後に下げるので、滅多にある状況ではありません。

したがって、そういう違いがあるという点はきちんと理解しておいた方が良いです。

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