「対面」と「対峙」の違い・意味と使い方・由来や例文

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対面は「顔を合わせた状態で向き合うこと」。

2人の人間がお互いに顔を見るような形で向き合っている状態を対面と表現することが多いです。

対峙は「にらみ合いながら向き合うこと」。

状況としては対面と特に差はないものの、にらみ合うという部分から、お互いに少なからずマイナスの感情を相手に抱いている可能性があります。

「対面」の意味

対面とは、顔を合わせた状態で向き合うことです。

通常であれば、2人の人間が顔を合わせた状態で向き合って会う状態を指していますが、基本的には直に会うケースのみを対象にします。

つまり、オンライン上で相手の顔を確認するようなケースは含まないと言えるでしょう。

対面はあくまでも直に会ったときに使う言葉と言えるのです。

「対峙」の意味

対峙とは、にらみ合いながら向き合うことです。

お互いににらみ合った状態なので、ともに相手に対して何かしらマイナスの感情を持っている可能性があります。

対峙という言葉を使う際には、そこから戦いが始まるケースも多く、その前段階とも言える状況です。

対面と似たような光景ではありますけど、それ以降の展開に差があると言えます。

「対面」と「対峙」の用法や用例

「就活をしていると面接官と対面をするケースが非常に多いが、何度やっても慣れないな。

やっぱりどうしても面接官というのは威圧感を感じさせる存在だからな。」

「ライバルと対峙したときには、どうしてもお互いににらみ合ってしまう。

やっぱりお互いに絶対に負けないという思いがあるせいか、プラスの感情はあまりわいてこないんだよね。」

対面と対峙は状況だけ見れば同じ

対面と対峙に関しては、状況だけを見れば同じと言えるでしょう。

しかし、対面は単にお互いに顔を合わせて向き合っているだけの状況なのに対して、対峙はにらみ合っているため、お互いに相手をよく思っていない場合があります。

また、ライバル同士というケースもあり、そこから戦いに移ることもよくあるので、その後の展開の面で違いがあると言えます。

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