仕事は「金銭的な利益を生むために行う行動、努力のこと」。
あくまでも金銭的な利益を発生させるために行うものを指しているので、行動や努力であれば何でもいいわけではありません。
業務は「会社などで行うべき特定の行動、努力のこと」。
あくまでも会社内など、特定の場所で行う行動や努力を指しているので、これも意味が限定されます。
「仕事」の意味
仕事とは、金銭的な利益を生むための行動、努力のことです。
行動や努力は日々行っているはずですが、あくまでもそれが金銭的な利益を生む状況が必要と言えます。
一般的には会社に属して行う行動、努力を指していますが、個人の場合にも当てはまるケースがあります。
給料と引き換えに提供する労務それ自体を仕事と呼ぶ場合も多いです。
「業務」の意味
業務とは、会社などで行うべき特定の行動、努力のことです。
仕事と意味はそれほど変わりませんけど、会社などで行う際に使われることが多いです。
仕事は個人事業主のケースでも頻繁に使用されますけど、業務はどちらかと言えば会社で雇用されている人間が使う傾向にあるでしょう。
仕事における任務という表現が適当と言えます。
「仕事」と「業務」の用法や用例
「お金を稼ぐために仕事をしないといけないわけだが、仕事というのは本当に辛いものだな。
お金を稼ぐことがいかに大変かがよく分かるよ。」
「会社での業務の量が多すぎて、最近は疲れるばかりだ。
任されたことをしっかりとやらないといけないのは分かっているが、できればもう少し社員の身体のことも考えてほしいと思うんだよね。」
仕事と業務はかなり似た意味を持っている
仕事と業務はほとんど同じような意味で使われている面があります。
ただ、仕事に関しては会社で働く場合、個人事業主として働く場合のいずれにおいても使うことがありますけど、業務に関しては一般的には会社で働く人が使う傾向にあるでしょう。
だから、そういった部分で仕事と業務という言葉を使い分けていくと良いでしょう。