「初戦」と「初陣」の違い・意味と使い方・由来や例文

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初戦は「何度か行われる勝負、試合の中の1つ目のこと」。

複数行われる中で最初のみを指している言葉と言えます。

初陣は「特定の人にとって、初めての戦いのこと」。

その人にとっての初めての戦い、試合と言えるような状況であれば、初陣という言葉を使っていくのです。

初戦よりはどうしても使用頻度は低くなる可能性が高いです。

「初戦」の意味

初戦とは、いくつかある試合のうちの最初の試合を指しています。

一般的にはスポーツなどの分野で使用される言葉です。

ただ、複数の試合があるとしても、例えば100試合以上など、あまりにも多くある場合にはわざわざ初戦という言い方はしないケースも多いです。

初戦を使える場面はそれだけ限られてくるという点は覚えておきましょう。

「初陣」の意味

初陣とは、特定の試合に臨むのが初めてというケースで使います。

人生で初めてという意味になるので、実際に初陣に当たるケースは一生の中でもそうはないでしょう。

ただ、試合のジャンルが変われば、その都度初陣を経験する可能性もあります。

初戦と同様に、スポーツの試合において使われるケースが非常に多い言葉と言えるはずです。

「初戦」と「初陣」の用法や用例

「「ワールドカップのグループリーグは初戦がとにかく大切だ。

初戦を勝てば、グループリーグ突破が現実的に見えてくるだろうから。

逆に初戦に負けると一気に厳しくなってしまう。」

「今日の試合が私にとっての初陣だ。

これまでたくさん剣道の練習をしてきたけど、ついにその成果が発揮される日が来たんだな。

不安もあるけど、楽しみだよ。」

初戦と初陣の共通点は最初という部分

初戦も初陣も最初という点では共通しています。

初戦はいくつかある試合の中の最初のことで、初陣は特定のジャンルの試合に初めて参加する状況を指しています。

だからこそ、イメージとして共通な部分はあるものの、違いもきちんと存在しているということで、こういった部分で実際に初戦と初陣を区別していくと良いと言えます。

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