「恒久」と「永久」の違い・意味と使い方・由来や例文

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恒久は「永遠にずっと変わらないこと」。

特定の状態がずっと続くという意味があり、不変という言い方ができる言葉です。

永久は「永遠にずっと終わらないこと」。

時間に終わりがない見えないこと、特定の時間がずっと続くことという意味があります。

何かが変化する可能性はあるものの、時間的な終わりは存在しないという状況を表しています。

「恒久」の意味

恒久とは、永遠にずっと変わらないことを意味しています。

あくまでも状態に変化が見られない、当初の状態をずっと維持し続けるという意味になります。

つまり、時間的には終わりがある可能性は残るわけです。

ただ、時間に終わりがあっても、その間はずっと変わらないという意味になるため、そこが恒久の特徴と言えるでしょう。

「永久」の意味

永久とは、時間的な終わりがないという意味です。

ただ、変化は生じる可能性があるということで、そこは注意点と言えます。

時間的な終わりが到来することはないという意味のため、永遠という言葉にかなり似ていますが、変化が生じる余地はありますから、恒久とは違うという評価になるでしょう。

時間が永遠に続くという部分がポイントです。

「恒久」と「永久」の用法や用例

「久しぶりにこの場所を訪れたけど、以前来たときと何も変わっていないな。

時間が経過しても何もかもが不変である印象で、恒久的な雰囲気を感じられるよ。」

「暇な時間というのは本当に苦痛だな。

やることが何もなくて、時間が過ぎていく感覚が全くない。

だから、この時間が永久に続いていくのではないかと思えるんだよね。」

恒久と永久は微妙に意味が違う

恒久と永久は意味は似ていますが、恒久は変化が永遠に生じないことであり、永久は時間に終わりがないという意味です。

したがって、何かが続くという点は共通していますが、その中身が違うということです。

同じ状態が続くのか、時間が続くのかで違いがあるので、恒久と永久という言葉に関しては、そこで区別をしていくと良いでしょう。

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