「永久」と「半永久」の違い・意味と使い方・由来や例文

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永久は「終わりがないこと、果てしないこと」。

基本的に理論上、現実的いずれにおいても終わりが見えない、終わりが訪れるはずがないと断言できる状況を指しています。

半永久は「終わりがないように見えること、果てしないように見えること」。

永久と同じですが、終わりが来ないとまでは断言できない状況を指しているのです。

「永久」の意味

永久とは、終わりがないこと、果てしないことで、いろいろなケースで使われる可能性がありますけど、理論的にも現実的にも終わりが来るとは到底考えられない状況を指しています。

常識的な発想で使われる言葉なので、実際にはいつか終わりが来るかもしれないですし、100%とは言えないものの、多くの人間からすれば100%に近い状況に感じられるときに使うのです。

「半永久」の意味

半永久とは、終わりがないように見えること、果てしないように見えることで、これは実際の製品などで使われることが多いです。

製造側の目論見では、半永久に使用できるときなどのケースでこの言葉が使われます。

常識に考えれば、永久とほぼ変わらないように見えるが、永久と表現するのは言い過ぎであると感じる際には半永久と言うのが適当です。

「永久」と「半永久」の用法や用例

「人類は今後永久に続いていくのではないだろうか。

人類が生まれてからの歴史は相当長いが、この人類がこの先滅亡するとは到底考えられないんだよな。」

「新しく買ったこの製品は半永久に使えるらしい。

永久ではないにせよ、私が生きている間に壊れることはまずないんじゃないか。

だから、永久にほぼ近い状況だと思うんだ。」

永久と半永久の差はごくわずか

永久は文字通り、終わりがない、果てしないという状況で、半永久は終わりや果てはあるかもしれないが、永久とほぼ同じ状況です。

だから、永久と半永久は言葉としての意味は若干違いますけど、ほぼ同じであり、誤差の範囲と捉えて良いような状況でしょう。

明確な区別は難しいですし、使う側のさじ加減で使い分けられる言葉と言えます。

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