「休校」と「休講」の違い・意味と使い方・由来や例文

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休校は「学校全体を休みにして、授業を行わない状態のこと」。

特定の日、または期間で実施され、休校中は生徒らは学校に通う必要性がない、通うことができないと言えます。

休講は「特定の講義を休みにして、授業を行わない状態のこと」。

これは学校全体が休みとなっているわけではなく、特定の授業のみが休みになっている状況です。

「休校」の意味

休校とは、学校全体が休みとなっている状態を指していて、その間は生徒らは基本的に学校に通いません。

主に高校までの学校で使われる言葉と言えます。

休校になる理由はいろいろなものがありますが、高校までの学校で実際に休校が実施されるケースは、夏休みなどの長期休みを除けば滅多にないものであり、非常に稀な状況でしょう。

「休講」の意味

休講とは、特定の講義が休みになることを意味しており、この場合学校自体は休みにはなっていません。

基本的には大学で主に使われる言葉と言え、特定の授業だけが休みになっているため、その授業に関しては出る必要がないと言えます。

また、本来は休講ではないが、学生が自ら授業をサボるときには自主休講という言葉が使われる場合もあります。

「休校」と「休講」の用法や用例

「世界的な疫病の流行により、どうしても生徒らを学校に通わすのが難しい状況になった。

安全のためにしばらくは休校にせざるを得ないだろうな。」

「今週は休講がいくつかあって、出る必要がない授業が割とあるな。

暇な時間を利用して、ちょっと難しいと感じている別の授業の予習でもしておこうかな。

テスト対策にもなるし。」

休校と休講は使われるシーンが違う

休校と休講はそれぞれ使われるシーンが違います。

休校は主に高校まで、休講は主に大学で使用される言葉です。

また、学校全体が休みなのか?特定の授業だけが休みなのか?という部分でも違います。

漢字が違うだけで、読みは同じなので、混同する可能性はありますけど、こういう部分で区別をしていけば間違って使うことはないでしょう。

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