「気絶」と「失神」の違い・意味と使い方・由来や例文

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気絶は「一時的に意識を失った状態になること」。

その原因などは特に問われず、いろいろなケースで広く使われることが多いです。

失神は「一時的に一気を失った状態になること」。

意味としては気絶とほぼ同じではあるものの、その原因に関して医学的な見地から説明をしようとする際に用いられることが多い言葉となっています。

「気絶」の意味

気絶とは、一時的に意識を失った状態のときに用いられる言葉で、基本的には短時間で再び意識が戻ることが多いです。

その原因に関しては様々なものが考えられるものの、原因によらずいろいろな機会で使われる言葉です。

つまり、医学的な言葉ではなく、一般的に広く使われている言葉と評価でき、そこに特徴があると言えるでしょう。

「失神」の意味

失神とは、一時的に意識を失った状態のときに用いられる言葉で、短時間で再び意識が戻ることが多く、基本的には気絶と同じ意味の言葉です。

ただ、この失神という言葉を使うのは主に医療従事者と言え、医学的な見地からその原因を特定しようとすることが多いです。

肉体面、精神面のいずれかに原因を見出すことができる際に使われやすいと言えます。

「気絶」と「失神」の用法や用例

「この前、すごい怖いホラー映画を見たんだけどさ、あまりの恐怖に気が付いたら気絶していたんだよ。

感覚としては5分も経ってなかったと思うけど、それくらいの迫力だったんだな。」

「最近、意識を失うことがたびたびあって、病院に行ったら失神だろうと言われた。

原因としては確実じゃないものの、脳貧血などが考えられるらしい。」

気絶と失神は意味としては変わらない

気絶と失神に関しては、意味としてはほぼ変わらないと言えます。

したがって、一時的に意識を失う状況があれば、それに対してどちらの言葉も使用することが可能です。

しかし、どちらかと言えば不特定多数の人たちは気絶を使い、医療従事者といった限られた人たちが失神を使う傾向にあるので、違いを挙げるとすればそこになります。

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