「お小遣い」と「お駄賃」の違い・意味と使い方・使い分け

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お小遣いは「子供が親などから与えられる自由に使うことができるお金のこと」。

妻から夫に与えられるようなケースもあります。

お駄賃は「何かしらの依頼を全うしたときの少額の報酬のこと」。

依頼者の頼みのために動いてあげたときに、その労力に対して謝礼のようなものを受け取ることがありますが、これをお駄賃と呼びます。

「お小遣い」の意味

お小遣いとは、特定の者から特定の者に渡される自由に使って構わないというお金のことです。

典型的なパターンでは、親から子供に対して渡されるものになりますけど、家計を管理している妻から夫に対してというケースもあります。

その額は様々ですが、渡されたお金は何に使っても良いというのが前提で、1か月に1回とかそういうペースになっていることが多いです。

「お駄賃」の意味

お駄賃とは、特定の人間の依頼のために動いてあげたということに関して、謝礼としてちょっとしたお金をもらうことです。

本来は無償でやったつもりであったが、依頼をしてきた人の好意で、謝礼としてお金をもらうような状況においてお駄賃という言い方がされます。

額はそこまでではないものの、これも使途は自由となっているのです。

「お小遣い」と「お駄賃」の用法や用例

「俺の家ではお小遣いがかなり少なくて悩んでいるんだよ。

うちの妻は毎月2万円しかくれない。

俺の給料が少ないからそれが原因なのかもしれないが。

毎月我慢の連続だよ。」

「この前、重い荷物を運ぼうとしていたおばあさんを助けて、荷物を一緒に運んであげたらお駄賃をくれたよ。

こういう経験は今までなかったから、すごい驚いたわ。」

定期的にもらえるお小遣いと不定期なお駄賃

お小遣いというのは、特定の人間から特定の人間への金銭的なプレゼントになりますけど、これは基本的には定期的にもらえるものです。

毎月決まった額が支給されるなどのケースになっています。

お駄賃は特定の依頼のために行動した結果、その人の好意でもらえるような性質のものなので、不定期であり、臨時収入といった言い方になります。

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