「名誉」と「光栄」と「栄光」の違い・意味と使い方・使い分け

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名誉は「優れた業績や才能が世の中に認められていること」。

「名声」と言い換えると分かりやすい。

光栄は「業績を褒めること、大事な役割を任されること」。

「名誉」と言い換えると分かりやすい。

栄光は「成功や勝利を讃えられ評価されること」。

「栄冠」と言い換えると分かりやすい。

光栄は名誉なことなので英語では同じ単語のhonorを使い、栄光はgloryで輝かしい意味があります。

名誉は業績が認められ、高い評価を得ること
名誉は社会から高い評価を受けることで、更に高い地位や名声も得ることがあります。

「ノーベル賞を受けることは最高の名誉です」「名誉ある地位について大変に嬉しい」などと使います。

慣用句としては「名誉挽回をする」「名誉回復になる」「名誉棄損で訴える」「名誉職に就く」「名誉称号を与える」「名誉市民に推挙される」「妃殿下が名誉総裁になられた」などと使われます。

光栄は嬉しい気持ちを表すこと
光栄は業績が優れていた時に、目上のものから高い評価をされ名誉ある事として、嬉しい気持ちや頑張る姿勢を示すために「光栄です」と言います。

「お褒めにあずかり光栄に存じます」「才能ある皆様にお会いできて光栄です」「このような大きな賞を頂けることは身に余る光栄です」「結婚式にご招待頂き光栄に存じます」などと使われます。

栄光は輝かしい名誉のこと
栄光は「輝かしい」「華々しい」などの意味を含む言葉です。

「栄冠」「栄誉」「名声」「賛美」「礼賛」「誉れ」などが栄光を表しています。

勝利の結果として得られるもので、例えばオリンピックや世界大会で優勝することで得られるものが栄光と言うことになります。

「栄光は君に輝く」「栄光を勝利の美酒で祝おう」などと使います。

名誉も光栄も栄光も他人から高い評価を受けて、獲得するもの
「名誉」は業績などが優秀である場合得られる社会的に高い評価・名声のこと、「光栄」は目上の人から評価された場合に使う「嬉しい・頑張ります」という意味で使う言葉、「栄光」は勝利して獲得した輝かしい結果のことです。

「名誉」「光栄」は英語では「honor」と言い同義語で、「栄光」は「glory 」となります。

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