「感謝」と「陳謝」と「深謝」の違い・意味と使い方・使い分け

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「感謝」は、ありがたく感じて謝意を表すことです。

「感謝のしるし」「心から感謝する」「感謝感激」「感謝祭」「感謝状」のように使います。

「陳謝」は、事情などを述べて謝ることです。

「暴言を陳謝する」「配達の遅れを陳謝した」のように使います。

「深謝」は、深く謝罪することです。

また、丁寧に詫びることもいいます。

「援助をいたたき深謝します」のように使います。

「感謝」の意味

「感謝」は、自分に対する好意や親切をありがたいと思うことです。

「感謝の言葉を述べる」「両親にお感謝する」「ご指導感謝します」「これが感謝のしるしです」「感謝の言葉もありません」
「ご親切に心から感謝します」「彼らの強力に感謝する」のように使います。

英訳する場合、「Thanks/ gratitude 」で訳されます。

「陳謝」の意味

「陳謝」は、訳を述べて謝ることです。

「深く陳謝いたします」のように使います。

また、お礼を言うことも指します。

「陳謝」は、「謝る」「わびる」という言葉の関連語です。

共通する意味は、「過失の許しを求める」です。

「陳謝する」は、事情を述べて謝ることです。

「失言を陳謝する」「陳謝を要求する」「不手際を陳謝する」のように使います。

英訳する場合、「An apology 」で訳します。

「深謝」の意味

「深謝」は、非常に多く深く感謝するという意味です。

「あなたのご厚情に深謝します」のように使います。

また、心から詫びることを意味します。

「ご無礼の段、深謝いたします」のように使います。

英訳する場合、「Hearty thanks/ a sincere apology /gratitude 」で訳されます。

「感謝」は、ありがたいと感じて礼を述べること
一般的に使われます。

「陳謝」は、過失の許しを求めることです。

「深謝」は、多く深く感謝するという意味です。

話し言葉では用いられません。

「感謝」「拝謝・はいしゃ」「深謝」「万謝・ばんしゃ」は、類語です。

共通する意味は、「ありがたいと感じて礼を述べること」

「ご厚情に感謝します」「感謝の言葉を述べる」「感謝の意を表する」「感謝の念にたえない」のように使います。

「ご高配いただき拝謝いたします。」

のように使います。

「ご厚情を深謝します」のように使います。

「お心遣いを万謝します」のように使います。

「感謝」は、謝意を表す場合、最も広く一般的に使われる言葉です。

「拝謝・はいしゃ」は、謹んで礼を述べることです。

「感謝」の謙譲語です。

話し言葉では用いられません。

「深謝」「万謝」は、非常に多く深く感謝するという意味です。

心から詫びるという意味にも使われます。

これら両語は、話し言葉では用いられません。

「陳謝」は、「謝る」「わびる」という言葉の関連語です。

共通する意味は、「過失の許しを求める」です。

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