暴風は「滅多に発生しない、広い範囲にて被害が発生するような風のこと」。
暴風というのは、非常に強い風のことを表していますが、それによって実際に被害が生じる可能性が考えられる程度のときに使います。
強風は「木々の全体が揺れる程度の風に向かって歩くことが難しいような風のこと」。
被害が出るほどではないものの、強い風と感じるほどではあると言えます。
「暴風」の意味
暴風とは、発生する機会が滅多にないと言えるほどに強い風のことで、その風によって被害が発生する可能性があるときに使われます。
ものが飛ばされたり、壊れたりということが実際に考えられますから、外を出歩くのは危険であると言えるレベルの風でしょう。
風に向かって歩くことが相当困難な状態であり、家の中にいるのが賢明な状況と言えるのです。
「強風」の意味
強風とは、木々の全体が揺れる程度の風のことで、一般的には強い風でありますけど、被害が出るような強さではありません。
風に向かってあるくことがちょっと難しいとは言えますが、歩けないことはないのです。
だから、外を出歩くことが危険とまでは言えないでしょう。
注意をする必要はありますけど、外出自体は普通にできるはずです。
「暴風」と「強風」の用法や用例
「今日の風は年に1度あるか？ないかくらいにすごいな。
家の中にいて、窓やドアを閉めていても音がうるさいと感じるくらいのものだ。
テレビで見たら、被害も出ているようだし、これは家から出ない方が良いな。」
「今日は外はすごい強風だった。
朝髪型をセットしたのに、学校に着くころにはもうボサボサだった。
歩くのも大変だったから、おかげで遅刻しそうになったよ。」
暴風と強風では危険度が違う
暴風と強風では風の強さが違うわけですが、具体的に言えば、外を歩いたときの危険度が異なっていると言えます。
暴風というのは外を歩くのがかなり危険であると言え、強風というのは外を歩くのが大変ではあるものの、危険という状況とは言えません。
したがって、暴風と強風という言葉はそういった部分に違いがあると言えるのです。